エキスパートが集う救急外来一つ一つの判断が人の命を左右する現場

救急外来はオンオフの切り替えが大事

救急外来では、いついかなる時も病人や怪我人を受け入れます。
人間時間を選んで事故に遭ったり怪我をしたり病気になったりするわけではありませんから、その時に然るべき対応ができるようにしてあります。
朝の申し送りはもちろん、朝番、遅番、そして夜勤の引き継ぎを抜け目なく行い、入院患者の状態を管理、必要な物の補充などを行います。

休憩は医師も看護師も同じ部屋でとります。
忙しい医療仕事の合間の休憩は差し入れや余ったお菓子などをつまむ様子も見られ、わりと和やかな雰囲気であることが見られます。
看護師も人間ですからオンオフの切り替えをしていかないとストレスで倒れてしまいますから、息が抜けるところはしっかりと抜いておくことも大切なのです。

救急で入っていた患者さんの受け入れですが、患者さんの身元をきちんと正確に調べて把握し、身内の方などへの連絡から掛かり付けの病院や持病、アレルギーなどすべてを知っておく必要があります。
検査などはもちろん行うのですが、良かれと思って施した処置や薬などの投与で患者さんの体に悪く影響してしまうことがあるのです。
人の命が大きく関わる医療の世界でその過ちは起こってはならないことなので、調べることと確認すること、申し送りや引き継ぎがとても大切になってきます。
これらは救急外来でなくてももちろん大切なものですが、救急外来ではこれら一連の流れを迅速に行わなければなりません。
※もっと知りたい人向けのサイト命の最前線!救急看護師のお仕事